§.野菜について知ろう! §.野菜の作り方を知ろう! §.野菜を使ったレシピ特集 日本野菜ソムリエ協会 会員ID:0800787 |
オクラ
ネバネバが元気の源。
オクラが、日本に入ってきたのは幕末の頃で、最初は独特のぬめりが好まれなかったといいます。ぬめりの成分は、ヤマノイモやナメコ、ジュンサイなどと同じ、ペクチンを含む混合成分によるもの。強壮食品として疲労回復や夏バテ防止、腸の働きを整えてくれる効果があります。ビタミンA、B、C、カルシウムやタンパク質も豊富で、とても健康にいい食材です。
和、洋の料理に大活躍。
天ぷら、酢のもの、和えもの、汁の実にと、和食の食材としても定着しているオクラ。洋風では、シチューやスープ、バター炒め、サラダに利用されます。あのネバネバとしたぬめりが苦手な人も、火を通すとなくなるので、調理してから食べるといいでしょう。あまり大きいものは堅いので、5から6センチくらいの、簡単に折れるものを選んでください。
調理のポイント
オクラのまわりにあるうぶ毛は、塩で揉むとすぐにとれます。へたには苦みがあるので、少し削ってから調理するとおいしくいただけます。
資料:タキイ種苗(株)より