【特長 】
●根色は鮮やかな赤色!
金時ニンジンと五寸ニンジンの中間型で、根色が鮮やかな赤色の夏まき専用種。根長は五寸ニンジンよりやや長めで、適期栽培では、20~22cm程度になる。
●高い機能性
機能性成分である金時ニンジンのリコピンと西洋ニンジンに含まれるカロテンの両方をバランスよく備える。
●五寸ニンジンと同じく作りやすい
金時ニンジンより根長が短く、幅広い地域で栽培できる。直売所向けはもちろんのこと、家庭菜園にも向く。
●幅広い用途に向く肉質
肉質は緻密で、ニンジン臭が少なく生でも甘みを感じるため、生食から加熱調理まで幅広く利用できる。
【栽培の要点】
●後半の肥切れに注意
元肥として全量の2/3程度を施し、後半の肥切れに注意して肥培管理を行う。
●均一な発芽を
ニンジンは均一な発芽が良品生産のポイントで、発芽に多くの水分が必要なため、土壌水分に注意し生育を順調に進める。また、無理な早まきや遅まきは着色不良の要因となるため、適期播種を守ることが大切。
●収穫は十分着色してから
夏まき栽培では、播種後120日での収穫が目安。着色は生育後半で濃度が上がるため、十分に着色してから収穫する。
●土寄せの実施
通常の五寸ニンジンより抽根しやすいので、必ず土寄せを行い青首を防止する。
●病害防除
高温期の栽培は、黒葉枯病などの地上部病害が発生しやすいため、肥切れによる草勢低下に注意し、早めの薬剤防除を実施する。
★リコピンとカロテンの機能性とは?
リコピンやカロテンなどのカロテノイドは、生活習慣病の要因の一つとされている活性酸素を防ぐ抗酸化性があり、
特にリコピンはその効果が高く、また動脈硬化予防、免疫強化などがあるとされています。
カロテンは、ヒトの体内でビタミンAに変換され視覚機能や視力に関与するとされており、
LDL-コレステロール低下にも効果があるといわれています。
したがって、この両方を摂取できる「京くれない」は、一度にニつの効果が得られる機能性の高いニンジンです。
なお、本種は「抗酸化成分の高いニンジン」育成方法に関する特許を取得しています。
★ニンジンはいつ播種するのか?
ニンジンの肥大・着色の適温は平均気温18~21℃で、本葉7枚目ごろから肥大し始めてきます。
夏まき栽培においては、播種後約50日程度で本葉7枚に生育するので、その地域の播種適期は肥大適温になる時期から
約50日前となります。
そのため、関東地方では7月下旬~8月中旬が播種適期となり、西日本では東日本よりも播種時期は遅くなります。
また、無理な早まきはセンチュウ被害や立枯病(たちがれ)、奇形の原因となるので注意してください。
なお、品種によって収穫までの日数が異なるので、適期表を参考にしてください。
■ファイトリッチシール6種類 (各種100枚イリ)と展開方法
▲シールイメージ
▲プレゼン時のシール現物画像(タキイ農場にて撮影)
▲プレゼン時のシール活用画像(タキイ農場にて撮影)
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