【特性】
1. 晩抽性・萎黄病耐病性で、耐暑性にすぐれ、赤芯・黒芯症などの生理障害に強く、ス入りが遅いです。
2. 肥大力・尻づまりにすぐれ、そろいがよいです。
3. 草勢は小葉で過繁茂になりにくいです。
4. 多湿で発症する横縞症などの障害に強く、肌が美しいです。
5. 高温期に発生しやすい首部の汚れが少ないです。
6. 肉色が純白色で、青首が淡めの高品質な青首ダイコンです。
7. 肉質はち密で、食味がよいです。
~適応性~
寒冷地マルチ栽培では、5月上旬~6月下旬まき、7月上旬~8月中旬どりに適します。
温暖地・暖地のマルチあるいはトンネル・マルチ栽培では、3月中旬~4月中旬まき、5月下旬~6月中旬どりに適します。
【栽培のポイント】
栽植密度は地域や作型により異なりますが、極端な密植栽培は秀品率低下の原因になります。
早まきの場合は、銀ネズ、透明マルチを使用して、地温を確保し、抽だいを防止します。
遅まきの場合は、高温期栽培になりますので、白黒ダブルマルチなどを使用し、地温上昇を抑制します。
間引きは、本葉4~5枚ごろに行います。間引き遅れは曲がりの原因になるので注意してください。
収穫は、気象・栽培条件により左右されますが、播種後55日を目安とします。
高温期栽培のため、収穫遅れは内部障害など品質低下の原因となりますから、十分注意してください。
☆内部障害(赤芯・黒芯症)対策☆
本品種は内部障害には強い品種ですが、以下のような対策をとれば万全です。
・ 生育後半の高温により発症するため、高温期栽培では、白黒ダブルマルチなどを使用し、地温を下げるよう心がけます。
・ 土壌pHが高く(アルカリ性に)なるとホウ素が不可給態となって欠乏し、内部障害を発症しやすくなります。ホウ素とリン酸は互助作用があるので、土づくりの際、ホウ素、苦土、過燐酸石灰を施用することをおすすめします。
【作型】