【特性】
●果重2kg前後の大果が2番、3番果でも着果後50から55日で収穫できる早生で多収の品種です。
●果面の条溝は目立たず、艶があります。
●果肉は粉質で食味に優れ、均等な肉厚で果実の切断面が褐変しにくく加工適性も高い。
●収穫直後でも糖度10度程度あり、後熟せずに加工も可能です。
また、収穫後1ヶ月以上経っても紛質が維持され、貯蔵性も高い。
●葉柄は太く、草勢が強く着果安定します。連続着果させても同じくらいの大きさで収穫可能で多収です。
果柄が長いので玉が傷つきにくく、収穫作業も容易です。
●樹勢が強く株間60cm、子蔓2本仕立てで1蔓3果以上の着果があります。
【栽培上の注意】
●定植初期のトンネル栽培の注意点は、親蔓は10cm程度伸張した頃に摘芯する。
●蔓の伸長にあわせトンネルを剥がし葉やけを予防する。
●子蔓の葉の直径が30cm程度になった以降の節に着果させる。
●目安は6節から10節前後で、樹勢により前後させます。
●残肥を有効活用できるが、樹勢を見て1番果着果後に適宜追肥を行います。
以上の管理で1番果の肥大促進と2番果以降の着果数が増えより多収となります。
■出荷青果用シールサイズ(横35mm×高30mm楕円)