【特性】
① ToMV(Tm-2型)、葉かび病、斑点病に抵抗性、萎凋病(F:レース-1)、根腐萎凋病(J3)に耐病性で、ネマトーダ(ネコブセンチュウ類)に耐虫性のミニトマト。
② 節間が詰まるが、異常茎の発生が少なくつくりやすい。
③ 果皮が薄く、果肉が厚い。高糖度で肉質よく、食味極良。全体的に色回りよく、果色も極良。
④ 下段より花数が適度で、花房が安定し、摘花の必要がない。
【栽培のポイント】
・草勢は初期がやや強め、中~後半はややおとなしいです。早めの灌水、追肥による樹勢の維持がポイントです。
・越冬長段栽培では草勢の維持が難しいため、草勢によっては作型の中盤で摘芯を行い、樹を休ませるようにします。
・温度管理は最低夜温10~11℃で管理し、マルハナバチを使用する場合12℃程度を確保します。低温管理の場合はホルモン処理が必要です。
高温期においても着果性がよいですが、高濃度のホルモン処理は奇形果、長玉果の発生を助長させるので注意します。
・果肉が厚く、裂果に強いので、通常は赤熟収穫を心がけます。しかし温度低下期に降雨があると裂果しやすくなります。降雨日の翌日に裂果の発生が多くなるので、なるべく降雨日に収穫を済ませます。
・抑制栽培では若干花数が増えますが、他の作型では花数が安定しているので、摘花は必要ありません。低段の花数を確保するため、若干、若苗定植にします。
・灰色カビ病に対しては適宜予防薬を散布し防除に努めます。
・高温期の窒素過多により、芯腐れ果が発生することがあるので、抑制栽培の元肥は極力少なめとし、追肥も一回の窒素成分を控えるようにします。
■キャロルスターパンフレットより