■来歴
●外観の優れる多収・良食味ジャガイモシストセンチュウ抵抗性生食用品種の育成を目的として、平成6年(1994)に長崎県総合農林試験場愛野馬鈴薯支場において「メイホウ」を母、「十勝こがね」を父として交配採種。
●平成11年(1999)に旧農林水産省北海道農業試験場(現(独)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター)において播種した実生集団より選抜された系統です。
●母の「メイホウ」は西南暖地向けの生食用品種で、いもの外観及び食味が優れる青枯病抵抗性品種、父の「十勝こがね」は寒地向けの生食用品種で、いもの外観・食味・貯蔵性が優れるジャガイモシストセンチュウ抵抗性品種です。
●平成12年(2000)に圃場で第二次個体選抜を行い、平成14年(2002)には「T9429-3」の系統名で生産力検定予備試験に供試、平成16年(2004)の生産力検定試験の結果、有望と判断されたことから「勝系12号」の育成地番号が付されました。
●平成17年(2005)の生産力検定試験・系統適応性検定試験・特性検定試験等により優れていると評価されたことから「北海97号」の地方番号が付されました。
●平成18年(2006)から北海道の奨励品種決定調査、平成19年(2007)年から同現地調査に供試され、生食用品種としての実用性について検討した結果、平成21年(2009)に北海道の優良品種に採用されました。
●「ピルカ」と命名され、平成22年(2010)3月には「ばれいしょ農林61号」として農林水産省から農林認定品種に認定されました。
※JRT日本いも類研究会より抜粋
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