◆連作障害とは
家庭菜園で気を付けたいのが「連作障害」。最近になって耳にすることが増えた言葉ですが、まだ知らない人も多いはず。
連作障害とは、毎年同じ場所で同じ科の植物を栽培すると、その科の植物が好んで吸収する微量要素が優先的に吸収され、土中の栄養素のバランスが崩れ土壌環境が悪化するとともに、その科の植物を好む特定の病原菌が発生・増殖しやすくなることによって、徐々に植物の生育が悪くなる現象です。
場合によっては収穫まで至らずに植物が枯れてしまうことも。例えば、前年にナス科のトマトやマメ科のエンドウを育てた場所で同じ科の植物を育てたところ、楽しみにしていた収穫に至らない……。それが「連作障害が出た!」という事態です。
これは野菜だけに限らず、花についても同様で、咲く花の数や花持ちなどに影響が出ることがあります。
プロの農家さんは毎年栽培地を替えたり、土壌消毒を行ったりという方法で連作障害対策を取る方が多いのですが、一般家庭の庭や菜園では、そのような対処はなかなか難しいのが現状です。
連作したことで収穫に至らなかったトマト
連作したことで収穫に至らなかったトマト
この悩ましい連作障害を軽減する決め手となるのが、「菌の黒汁」。メカニズムはシンプルで、土中に善玉菌を増やすことで連作障害の原因となる悪玉菌を抑え、崩れた土壌養分のバランスを整えます。簡単な使用方法で十分な効果を実感できるのも魅力です。
●有機JAS法(日本農林規格)とは
有機JAS法とは、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力で生産された食品、農産物、加工食品、飼料及び畜産物を規格化した法律です。
農薬や化学肥料を使用せずに栽培された有機100%の生産物なので、非常に厳しい条件をクリアした農産物などに適用されます。
有機JAS法によって生産された生産物には、有機JASマーク(下図デザイン)を添付する事ができます。
当然、肥料や培養土なども 正規の有機質100%の資材である事、化学原料を使用していない事、化学工程を経ていない事、各原料の製造工程など、その他を証明する為の「証明書」が必要となります。
※有機栽培申請をご検討の方はメーカーより証明書の発行もしておりますのでご注文の際、備考欄にご記入下さい。
尚、現在有機JAS取得申請中につき少々お時間をいただきます。